BLOG:2021/02/04 thu

森喜朗の発言。たぶん、謝罪したあとも何が悪かったのかは、本人は理解できていないと思う。石原慎太郎もそうだった。麻生太郎もそうだ。めちゃくちゃに古い封建的なアタマのまんま現代を生きている。

一般社会に触れないまま、関心を持たないまま、特別な世界で生きてきたから、変わってゆく社会や世論を感じとれないでいるのだろう。そんな人間が政治を動かしているのだから、改めてぞっとしますな。

森喜朗の一件を見ていると、いまや自浄すらできない自民党の縮図のよう。何をもって多くの国民が彼らを支持しているのか、さっぱりわからないのだ。

ステイホームで時間のあるひとは、国会中継や会見など、政治家どもの姿を見てみるといい。受け答えの言葉、態度、表情。誠実な人間はだれなのか、一目瞭然だと思うけどね。おれは。

「女性が世界を支配する」と歌った古いカリプソがあります。やはり圧倒的男性社会だったトリニダードが舞台。アッティラ・ザ・フンが、皮肉とジョークを交えながら歌った曲です。
「…作家、エンジニア、航空業界まで、女性が進出してきた。そのうちカナダで、アメリカで、女性大統領が誕生したと伝え聞くことになるだろう…」というような。1930年代の歌ですよ。

あと、春になったら、森喜朗はカリプソ・ローズの映画も観たほうがいい。
https://calypsorose.jp/