BLOG:2021/02/15 mon

ギターマガジンのトロピカル・スウィング特集で、トリニダードの異端ギタリスト、アンセル・ワイアットの記事を書かせてもらったときに色々調べて面白かったのは、ヴェンチャーズとかシャドウズらが世界中に及ぼした影響の大きさだった。ペルーのクンビア~チーチャに繋がる流れや、タイで「シャドウ・ミュージック」と呼ばれ数多くのギター・バンドが生まれたことなど、世界中で同時多発的にその地のサウンドと交わって、とにかくエレキでバンドは最高だったのだ。ここ日本でも、寺内タケシ大先生、加山雄三さんらが、伝統芸能にまで仕立ててくれた。

ギタマガのときには触れられなかったけれど、南アフリカのインヴェイダーズというグループもそんな匂いがプンプン。Youtubeでも色々聞けてとても興味深い。元々このグループを知ったのは、Soweto Stokvel Septetteというグループの“Ice Cream And Suckers”という曲をカヴァーしていたから。

元の曲。

こんな風に料理します。

ロックな解釈が面白くて色々調べてると、結構長く活動していたようで、ガレージっぽい曲も沢山。ガレージ・ロックのマニアなひととかは詳しいのかも知れません。アンセル・ワイアットと同じく、当時の新世代って感じなのかな。
この曲はエレキでクウェラ。

ファズでのびのびタウンシップ。変でカッコいい。