BLOG:2021/03/13 sat

タジ・マハールの『Hanapepe Dream』という2001年作は、個人的には物凄く思い入れがあるアルバムだ。ちょうど、カセットコンロスをはじめた頃で、「ブルースから眺めるカリブ」みたいなタジのスタンスにとても共感したのだった。70年代の名作であり、タジの代表作『Music Fuh Ya’ (Musica Para Tu)』にも匹敵するくらい好きな作品。

現在はハワイに在住らしいタジが、ハワイのミュージシャンたちと組んだバンドがフラ・ブルースバンド、とのこと。ブルーノートでの来日公演はファントム・ブルースバンドがバックで、そちらはソウル~ブルースに振ったギラギラにコッテリなサウンドだった。動くタジが体験できたから充分だったが、本当はフラ・ブルースバンドが観たかったのだ。

そして、今日はじめてフラ・ブルースバンドの動く姿を見つけて嬉しくなってしまったので、皆さんにおすそ分け。なんか、自由で良いなぁ。