BLOG:2021/01/19 tue

今日聴いたレコード。
ちょっと前に、ハイライフヘヴンのShochangがDJでかけていたサニー・アデの古い音源が良かったのを思い出して購入。サニー・アデの『Synchro System』というと、80年代のワールド・ミュージック・ブームを代表する1枚だが、こちらはそれよりずっと前の74年作『Syncro System Movement』。シンクロのスペルに”h”がない。タイトルが紛らわしいのだ。Shochangが渋谷ROOTSでかけてたとき、場所柄もあってかイビツなレゲエみたいに聴こえた瞬間があって、とても不思議な感覚になったのだった。
80年代のほうの『Synchro System』はキラキラしたギターと、ゲート・リヴァーブが掛かった感じのドラムが印象的というか、余所行きっぽいというか。ちゃんとしてるというか。名盤だが、個人的には物足りなさもあって。しかし、世界デビュー前のサニー・アデはスッカスカの音で、ある種のユルさとダークさがたまらない魅力。ハイライフっぽいのも結構あるし。このアルバムもそんな感じ。音の隙間が沢山あるので、トーキング・ドラムとベースが混じったような、ヌルヌルした低音のラインがよく聴こえて楽しい。ラップ・スティール・ギターも効いていて、こちらも五線譜をぶっちぎる非西洋な心意気を感じますな。

今日の夜食。
硬くなった餅を消費しなければならない。なので、ここんとこ夜中の餅アレンジが続いている。
硬い餅を薄く切って、ごま油で炒めて塩をまぶしたり。これ、すごい早くできて旨い。
今夜は、オリーブオイルとニンニクで炒めてチーズをのせてみた。これも旨かった。
一度は薄く切り刻まれた餅がフライパンで熱せられ柔らかくなって、再び集結して塊を形成する。そこには異物であるチーズも飲み込んで…。
見た目は、『アキラ』みたいなグロテスクな感じなので、写真はやめておこう。でも旨いのだ。