BLOG:2021/01/23 sat

パナマのオルガン弾き、LUCHO AZCARRAGAというひとがいて、好きで結構レコードを集めているのだが、ジャケット写真が同じものが多くて、いつもどれを持っていたのか全然わからなくなってしまう。


59年作。
マネージャー:アルバム、どんなジャケットがいいすかね?
ルーチョ:そんなん、アー写のんでええよ。オルガン弾いてるやつ、あるやろ。


60年作。
マネージャー:新作、ジャケどうします?
ルーチョ:あ、またあのアー写でええよ。アレかっこええやろ。気に入ってんねん。パナマの地図とか載せといたらええ雰囲気やと思うよ。
けど、前のアルバム、あれ写真の左右反転しとったやろ。あれはあかんで。ちゃんとしてや。


61年作。
マネージャー:前のアルバム、評判良かったですね~。今年のアルバム、ジャケットどうしましょうね。またアー写ですかね?
ルーチョ:せやな。ちょっと、感じのええ景色でもバックにあしらってもろて、あとは「いつもの」って印刷屋に伝えといてくれるか。
それでわかると思うわ。

とかね。

絶対そんな感じだと思う。もはや、ジャケット・デザインというよりは、ロゴに近い。ヴィクターのニッパーくんと同じである。

沢山アルバムが出ていて、どれも同じような感じですが、どれも素晴らしいです。
動画を探していると、テレビ番組のドキュメンタリーみたいのもあったりして、国民的スターだったっぽい。

そして、TVショーっぽいライブ映像を発見して興奮してしまいました。太鼓の三人は、たしか息子だったような。
マラカスの彼の動きが最高にカッコ良いです。